駅の近くでありながら
風の流れ、陽の光が感じられる
間口5mのコンパクトな敷地に計画したテナントビル。

ラナイのような半屋外の曖昧なポーチスペースは
テナントと道路の喧騒を柔らかく区切り
コンパクトながら余白のある造りとなっている。

外壁には重厚感のあるタイルとRC打放しを使い、
ライティングによるタイルの表情も楽しめる。

テナントが自由に使える屋上ガーデンの入り口には小さな守り神。
生田緑地が見渡せ、駅前の喧騒を忘れさせる
リラックスできる庭のような空間を設けた。


撮影:川辺明伸