オーナー変更に伴う空室率改善のために
依頼されたプロジェクト。
当初は半数以上が空き家状態であり、
またそれまでの管理状態がよくなかったため
建物は老朽化が進んでいた。
駅から近い立地のよさ、近隣にコンクリート造の建物がないこと、
もともとしっかりデザインされた建物であったことなどから、
必要なところに手を加え、改装することで空室率が改善すると感じた。
現在改装した部屋は20部屋以上、共用部にも手を加えた。
建物は建てたあとが肝心なのかもしれない。
人がつかうことで建物がはじめて建物としての機能を成す。
人々がずっと長く愛せる建物、それを設計し、
大事に手をかけてつかっていきたい。